詩を味わう『ポケット詩集』? 005:雲の信号 ― 宮沢賢治
詩を味わう『ポケット詩集』? 005:雲の信号 ― 宮沢賢治
より抜粋
- 「あ々い々な、せいせいするな
風が吹くし
農具はぴかぴか光っているし
山はぼんやり
岩頸だって岩礁だって
みんな時間のないころのゆめをみているのだ
そのとき雲の信号は
もう青白い春の
禁慾のそら高く掲げられていた
山はぼんやり
きっと四本杉には
今夜は雁もおりてくる」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉』P26、27より
ん?正直言って何を言いたいのかがわかりません。(^-^;
日本語としては意味は分かるのですが、作者が何を言いたいのかが
わからない……。
時間のないころのゆめ?ってなんだ?
雲の信号?
禁慾のそら?
何を言いたい?
キーワードは「雲の信号」か……。
山がぼんやりしているんだから、夕方だと思う
農具が光っているのだから、晴れだな
雲の信号が青白い春の禁慾のそら高く掲げられるって?
信号ってあの目が三つの信号か?
それともただの信号?象徴としての信号?
はぐれ雲がぽっかりと夕暮れの青い空に
太陽の光を浴びて白く輝いているのかな?
きっと、そうだな
夕暮れ時 高い空の雲って 白く輝く時がある
きっと農作業が終わって、腰を伸ばして、夕暮れていく風景の中
しかも天気が良くて、晴れた日の夕方、季節は春
上空にぽつんと雲があって、それが夕日に白く輝いていたのだろう
きっと綺麗だろうな 労働の後に見る自然の美しさは
綺麗さを際立たせる
そっかあ?なぜ せいせいするのかと思ったら
きっと仕事が終わったからなんだな