詩を味わう『ポケット詩集』? 011:生きる ― 谷川俊太郎
より抜粋
「生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと」
以上、引用は、田中和雄 編『ポケット詩集〈2〉
』P42より
そうだよねえ?
生きるって、この詩のようなことだよね
この詩を読んで
生(せい)を生きました
この詩を読むことがまさに生きるということ
そして無条件の愛が
この世のすべてであるということ